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食中毒の原因と予防のまとめ【ウイルス性・自然毒・寄生虫編】

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前回は食中毒の『細菌性』についてまとめました。

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今回はその続編で『ウイルス性』・『自然毒』・『寄生虫』による食中毒についてまとめていきます。

食中毒は夏に多いイメージがありませんか?

もちろん夏も多いのですが、冬に多発する食中毒もあるのです。

また、最近では冬場でも部屋の中は暖かく保たれているため、食中毒は発生しやすくなる傾向があります。

1年中気を付けなければなりませんね!

ウイルス性食中毒

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ノロウイルス

皆さんもご存知かとおみますが、冬に多発するノロウイルスも食中毒の1つなのです。

なったことある人は、かなり辛い体験をされたのではないでしょうか・・・

原因食品二枚貝(カキ、ハマグリ、アサリなど)。

感染した貝の中で増殖するのではなく、人の腸内で増殖して発症します。

ウイルスは排せつ物に大量に含まれているため、その排せつ物が手指などを介して、人から人へ感染していきます。

また、吐物が乾燥して、それが飛散することで空気中から感染することも確認されています。

症状:吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、38℃以上の高熱

予防方法:ウイルスを失活させるには、85~90℃で90秒以上の加熱が必要です。

貝の場合、85℃で1分以上の加熱をして中心部まで十分に加熱しましょう。

野菜などは十分に洗浄する。

何よりも手洗いはこまめに、丁寧に行いましょう。

ノロウイルスはアルコール消毒では失活しません。そのため、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が効果的です!

A型肝炎ウイルス・E型肝炎ウイルス

肝炎ウイルスの中で飲食物から感染するのがこの2種類です。

原因食品

A型→魚介類。亜熱帯地方で多く、水から感染することが多い。海外での感染が多い。

E型→豚のレバー、シカ、ヤギ、イノシシの生食。

症状

A型→発熱、吐き気、嘔吐、下痢、だるさ、黄疸など

E型→発熱、腹痛、黄疸など

予防方法:A型は海外での衛生環境に注意する。E型は十分に加熱すれば感染性を失う。

自然毒

【植物性自然毒】

毒キノコ

植物性自然毒の中で最も多いと言われています。

その中でもツキヨタケが最も多い原因でです。

吐き気・嘔吐、下痢、腹痛など:ツキヨタケ、クサウラベニタケ など

激しい胃腸症状を起こすなど:タマゴテングタケ、ドクツルタケ など

興奮、幻覚、昏睡など:ベニテングタケ、ワライタケ など

ソラニン

ジャガイモの芽や緑色になっている皮に多く含まれている物質です。

症状は、吐き気、嘔吐、下痢、食欲減退などが現れます。

予防方法としては、芽や皮を取り除くことが有効です。

アミグダリン(青梅)

青梅=梅の未成熟の果実に含まれています。

症状としては、嘔吐、けいれん、中枢神経麻痺、呼吸困難などを起こし危険です。

その他の植物性自然毒

・ジギタリス(強心配糖体):下痢、嘔吐、胃腸障害、不整脈など

・チョウセンアサガオ(アルカロイド):意識混濁、瞳孔散大、興奮など

・スイセン(アルカロイド):吐き気、嘔吐、下痢、発汗、昏睡など

・トリカブト(アルカロイド):しびれ、腹痛、下痢、嘔吐、不整脈など

他にもたくさんありますが、今回は有名な植物だけ挙げてみました。

【動物性自然毒】

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フグ毒

皆さんも聞いたことがあると思いますが、テトロドトキシンという神経毒です。

熱にも強いので、加熱しても失活しにくいです。

症状としては、しびれや知覚・運動神経麻痺、呼吸筋麻痺などを起こします。

貝毒

麻痺性貝毒と下痢性貝毒に分けられます。

麻痺性貝毒はサキシトキシンという毒で、先ほどのフグ毒と同じような症状を起こします。

下痢性貝毒はオカダ酸、ディノフィシストキシンという毒で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などを起こします。

シガテラ毒

ドクウツボ、バラハタ、オニカマス、バラフエダイなどの魚に含まれます。

シガトキシンという毒で、温度感覚の異常、腕や足のかゆみ、下痢、嘔吐、不整脈、血圧低下など様々な症状を起こします。

寄生虫

最近では渡辺直美さんがアニサキスに感染して話題になりましたよね。

アニサキスはサバやイカなどの海水魚介類に含まれている寄生虫です。

よく噛んで、アニサキスごとかみ砕いてしまえば問題ありません。

寄生虫はマニアックなところなので、いくつかだけ取り上げておきますね。

線虫

アニサキス:海水にいる魚介類(サバ、イカ、タラなど)

回虫・鞭虫・蟯虫:野菜

原虫

クリプトスポリジウム:飲料水

トキソプラズマ:猫の糞便、豚肉

赤痢アメーバ:野菜

サルコシスティス:馬

条虫

エキノコックス:キツネの糞便

粘液胞子虫

クドア:ヒラメ

最後に

食中毒といっても、様々な種類があり感染経路も多種多様です。

近年では年間患者数として2万~3万人前後はかかっています。

飲食店などだけ注意すれば良いのではなく、普段から料理をするときなどは注意を払って行いましょう。

食中毒になってしまったときは、速やかに病院を受診し対処してもらい、脱水などにならないように水分補給もしっかりと行いましょう。

今回は続編でしたので、前編も参考にしてください。

前編はこちら

www.honobonolife.com

 

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